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自然災害に備える
「防災品物流」への取組み当社の手掛ける「防災品物流」は、保存水や保存食を中心に、簡易トイレ・什器・工具備品など多岐にわたる防災品をビルやマンションに納品する業務です。
まず、荷主のご担当者様がビルやマンションの管理会社様と防災品の商談を行い、商談成立後に当社宛の物流依頼書をいただきます。その後、商品は当社の倉庫に搬入され、入庫検品を行い、案件ごとに整理して一時保管します。必要に応じて流通加工も行います。
次に納品日時やルート、納品場所を確認します。不明な場合は現場の下見を行います。確認した内容に基づいてトラックの車種と台数、作業員の人数を決定します。
納品当日は計画に合わせて運搬台車や工具等を持ち込み、手順を最終確認して作業開始します。まず搬入ルートの床面養生を行います。指定された駐車スペースや仮置き場所で作業するため運転手と連絡を取りながら順次荷下ろし作業を行います。商品は検品しながら台車に積み替えて指定場所へ横持ちし、配置図面に従い設置します。
商品の納品だけでなく保管棚や什器の組立て、家電類の開梱・通電も行います。予定通り搬入が終了し、異常がなければ納品業務は完了です。
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担当者の声
地震や風水害など自然災害の多い日本では防災品備蓄のニーズが高く、「防災品物流」は社会的意義の高い業務だと思います。
納品先は既存の建物だけでなく新築物件もあります。竣工前は多数の業者が出入りするので厳密な作業管理が求められます。特に高層物件のエレベータ使用は作業の進捗に大きな影響を与えます。
当日の悪天候や渋滞、仕様変更など不測の事態が発生する場合もありますが、計画通りに異状なく納品が完了した時は大きな達成感を味わいます。
業務に携わるドライバーや作業員の業務品質もお客様から評価していただき心強く感じています。今後も当社の提供するサービスを進化させ、荷主及びお取引先様にご満足いただける物流を目指して日々研鑽努力してまいります。